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追浜

認知症を正しく理解する

認知症になる高齢者は2022年時点で全国に443万人、また、認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)を含めると約1,000万人に達するとみられています。個人として、社会として対応できるかが、現在問われています。

国は2005年から、地域や職場で認知症の人やその家族を支えるための「認知症サポーター」を養成しています。認知症に関する基礎知識や認知症の人への対応の方法などについて講習を受けることで、誰でもなることができます。

「オレンジスマイル追浜」は、認知症のご家族・介護者との交流、および認知症の学習をする活動を目的とするボランティア団体(横須賀市役所福祉総務課がサポート)で、(1)認知症の方のご家族、介護者への支援、(2)勉強会の定期開催、(3)認知症カフェの開催、(4)認知症サポーター養成講座の開催を行っています。(2023年7月20日設立)

2月20日(木)にオレンジスマイル追浜が主催する講演会「認知症になったら終わりなのか?~認知症を正しく理解する~」(講師:遠山朋海医師)が開催されます。追浜コミュニティセンター北館3階で10:00~11:30(9:30受付開始)です。(参加無料/募集人数100名)

講師の遠山朋海(とおやま・ともみ)医師は、独立行政法人国立病院機構・久里浜医療センターの精神科医長で、認知症と依存症の診療を10年以上続けられています。

認知症を正しく理解する(20250220)

「認知症カフェ」は、認知症の人やその家族、地域の人や専門職が集まり、お茶やコーヒーを飲みながら、互いに交流を楽しみ、認知症について学んだり、相談したり、語り合う場です。オランダで始まったアルツハイマーカフェを源流として世界各地に様々な形で広がっていきました。日本では、2012年の「認知症施策推進5か年計画」(オレンジプラン)、続く「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)で全市町村への設置を目指すことが示されました。