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ロケット戦闘機「秋水」

横須賀などで開発されたロケット戦闘機「秋水」をテーマにした「横須賀海軍航空隊と秋水」が横須賀美術館で開催中の「ヒコーキと美術」展の関連展示として設計図など当時の貴重な資料が紹介されています。(2021.2.6.~4.11)

秋水は太平洋戦争末期、米軍の爆撃機B29を迎撃するために、ドイツから入手した寸法のない外形図とわずかばかりの資料から、11か月という短期間で試作機が開発されたロケット戦闘機で、追浜飛行場でテスト飛行が行われましたが、失敗に終わり、パイロットの尊い命が犠牲になりました。その後についての資料は少なく、このプロジェクトは再開されることなく終戦を迎えました。

当時の最先端の技術の粋を集めた「秋水」は「幻の戦闘機」と呼ばれています。

(参考資料「神奈川新聞」「すまい造りメール第41号」)