湘南国際村センター周辺は、毎年4月末から5月初旬にかけてツツジの鮮やかな色で覆われます。
この辺りに古くからある集落は、「子安」と呼ばれ、江戸時代には秋谷村の小字で、この地に多い軽部姓の家の祖先が開いたと伝えられています。畑仕事のほか、かつては炭焼きなどの山仕事を生業としていました。現在でも、道沿いに野菜や果物、花などが積まれた無人の販売所が点在しています。
そんな美しい里山に、古木(巨木)のタブノキがあります。
「かまくらと三浦半島の古木・名木50選」に選ばれていますが、ひっそりと、そして、どっしりと、数百年に亘ってこの地に根を張り、我々を見守り続け、あたり一帯に神聖な気を届けているようです。その生命力に圧倒されます。
これが本当の「SDGs」なのでしょうか。