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群飛に注意

シロアリは、大切な我が家を食べてしまう小さくても最大の敵です。シロアリの特徴を把握して日頃の住まいのメンテナンスにご活用ください。

4月から7月にかけて、浴室などに集団で群れる羽アリを見かけることがあります。見かける時期によってはシロアリがすでに住みついている場合があります。また、シロアリの種類によって、被害の範囲、駆除の方法などが異なります。水周りに近い部屋の床や壁が急に傷み始めたら、注意が必要です。ヤマトシロアリやイエシロアリなど日本で活動するシロアリは、日当たりや風通しが悪く湿気が多いところでなければ生息できないため、床下の風通しを良くして、じめじめさせないことが、シロアリの被害を食い止める第一歩となります。

今までの実施した床下点検で被害が多かったのは、多い順に、浴室、トイレ、台所の順でした。シロアリの寿命はおよそ2年、女王はおよそ10年で、毎年卵を産み続け、冬でも活動します。シロアリの被害を発見できる群飛と言われる時期に、万が一シロアリや羽を発見したら、シロアリの種類にあった適切な駆除を行い、被害を最小限に抑えることを心がけましょう。シロアリをシャットアウトして大切な我が家を守りましょう。