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油壷マリンパーク

油壷マリンパークは1968年4月27日、京浜急行電鉄70周年記念事業として、今から50年ほど前に県立三崎水産高校の跡地に開館しました。

魚の生態や習性がよくわかるような「魚の算数」「魚の曲芸」「魚の交通信号」などの新しい展示が当時人気を呼びました。

水族館そのものが珍しい時代でもあり、修学旅行や社会見学、遠足などの学校行事として、さらに、魚や自然への理解を深め、科学教育の一環として、大きな役割を果たしてきました。

しかし、施設の老朽化やレジャーの多様化などの影響を受け、年間の入場者数は、ピークだった1970年度の88万人から一昨年の2019年度の26万人に落ち込んでしまいました。

今後については、隣接する「ホテル京急油壷観潮荘」も取り壊し、両施設の跡地に、温泉や宿泊、マリンアクティビティーを備えた観光拠点が整備される予定です。

溢れんばかりの思い出が詰まったこの水族館は、9月30日に閉館します。

新しい施設の完成を楽しみに待ちましょう。

(参考資料「ヨコスカ新聞」)