かつて風光明媚な、また、潮の満ち引きの差が大きい、金沢の海は、観光客も多く集まり、塩づくりが盛んな場所でもありました。
国道16号線沿いの瀬戸神社の先に大型スーパーがあります。その向かいの小さな茂みの中に、見逃してしまいそうな水門がひっそりと復元されています。
永島家六代目段右衛門が、金沢地区の干拓事業、金沢入江新田開発のために造った水門です。満ち引きの激しいこの地で海水の流入を防ぎました。
門扉が海側にのみ開閉することにより、潮が満ちれば水門が閉じ、干潮のときには開いて宮川の水が流れ出るようになっていました。
この水門によって、その後の金沢の風景が一変しました。
永島家屋敷跡 – すまい造りの佐野工務店 | 横須賀市追浜の工務店 (sano-k.net)
(参考資料「横浜金沢観光協会」)