6月12日(土)深田台にある横須賀市自然・人文博物館で講演会「新視点で見た横須賀製鉄所」が開催されました。
第一部では、地元汐入で、郷土の歴史などさまざまなジャンルのテーマを研究・勉強する「毛利塾」を主宰する元東京海洋大学客員教授の毛利邦彦氏が、エンジニアの立場から、製鉄所の機械工作設備がどういう経路で、どこの国の会社で製作されたかなどを豊富な資料から読み解いていきました。
第二部では、地元横須賀中央で、江沢医院の院長を務める医師・江沢暁彦氏が、医師の立場から、横須賀製鉄所で産業医を務めたサバティエが世界各地でも活躍されたその生涯について、当時の世相なども含めて解説されました。
膨大な資料や写真を読み解き、また、いろいろな方とコンタクトを取って、まとめ上げたであろうこの発表会に大変感服しました。
横須賀の小中学校などの授業で、郷土史というテーマで「三浦一族」とともに「横須賀製鉄所」を取り上げてほしいですね。
(参考資料「タウンニュース」)