NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映により、鎌倉幕府や三浦半島を中心に活躍していた武家・三浦一族にスポットライトが当たっています。
現在、横須賀美術館では、横須賀美術館開館15周年記念として、また、運慶の800年遠忌記念特別展として、「運慶~鎌倉幕府と三浦一族~」が開催されています。
平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した大仏師「運慶」は、東大寺などの奈良での造仏が知られていますが、鎌倉幕府が成立し、結びつきを強め、東国で活躍するようになりました。
一門の運慶工房が手がけたとされる「観音菩薩立像」「地蔵菩薩立像」(満願寺所蔵)の迫力に圧倒されます。
このあと、共同開催である神奈川県立金沢文庫で、10月7日(金)から11月27日(日)まで展示されます。展示内容が多少異なり、金沢文庫では鎌倉幕府に重点を置いた展示内容になるようです。