今年も「みんなで楽しむコンサート」が8月11日(木)「山の日」の祝日に横須賀市文化会館大ホールで開催されました。(総入場者数575人)
プログラムには以下のように書かれています。
「このクラシックコンサートは、みんなが心のままにきいていただくコンサートです。楽しくなったら声がでたり、身体が心のままに揺れたりすることも、だいじょうぶ!かきねなく、様々なかたに、生の音をホールで届けられますことを、嬉しく思います。みなさまのやさしい気持ちと音楽のハーモニー、広がりますように!」
演奏された曲は、「サンド・オブ・ミュージック」「トルコ行進曲」「ギスガントリー」「月の光」「岩上の羊飼い」「ドレミの歌」「さくら」「おぼろ月夜」「われは海の子」「虫の声」「冬景色」「別れの曲」「だんだん小さく」「支えられて」などです。
演奏者は、ソプラノ松永知史、クラリネット松本健司、ピアノ東誠三。
今回、初めて演奏に参加され、地元横須賀市出身で現在NHK交響楽団でクラリネットの主席奏者を務める松本健司さんは、小学校4年の時に、学校で開催された音楽鑑賞会で、オーケストラが奏でる多くの楽器の中で、クラリネットの音色が特に心に響き、家へ帰ってすぐに「クラリネットを吹きたい」と親に頼んだそうです。
その後、小学校6年の時に、この横須賀市文化会館で演奏されたN響のコンサートを鑑賞し、「クラリネット奏者への道」を強く意識されたそうです。時を経て、そのステージに立っていることが不思議な感覚だと仰っていました。
「暑かったけど、届いたよね。音」
(参考資料「KISSポート財団/ふれあいコラム」)