9月25日(月)、追浜地区の建設業を中心としてスタートした異業種の勉強会「MS研究会」の第507回9月例会の講師として、一般社団法人WILD RANGER代表理事・臼井秀一(うすい・ひでかず)様をお招きして講演会が開催されました。
会場は追浜コミュニティセンター2階第一会議室で、参加者は13名(会員13名)他講師スタッフ2名でした。
臼井秀一様は、横須賀市のご出身で、サラリーマンなどさまざまな職業を体験しながら、自分の力で切り開ける職業はないかと考え抜いた結果、猟師になることを決意し、猟友会で修行を積みながら、有害鳥獣駆除、生態調査の道に入りました。
現在は家族で北海道の上士幌(かみしほろ)町に移住し、爆発的に個体数が増えたクマやシカ、イノシシなど狩猟し、米ヶ浜にある猟師居酒屋「ウリ坊」に食肉を卸し、ジビエを提供するといったビジネスを展開しています。
ご講演のテーマは「野生鳥獣との戦い」で、ご講演内容は、全国各地で発生している鳥獣被害の現状と原因、対策などを伺いながら、狩猟の映像を見て、「命をいただく」という意味について考えました。
質疑応答では参加者からあらゆる質問に丁寧にお答えいただきました。
※「MS研究会」は、昭和51年(1976年)8月26日、追浜地区の建設業を中心とする異業種の勉強会「MS住宅研究会」として発足しました。平成16年(2004年)8月26日、更なる発展のため名称を「MS研究会」と改め、横須賀で活躍する経営者などが加入し、発足以来、共栄の限りない追究を目的として、講演会や視察会などを原則として毎月26日に開催し研修を重ねています。現在会員18名で活動しています。令和5年2月23日に第500回記念特別行事を開催しました。
MS とは MODERN SYSTEM(モダンシステム)の略。