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蔦屋重三郎の世界(MS研究会#514)

5月24日(金)、追浜地区の建設業を中心としてスタートした異業種の勉強会「MS研究会」の第514回5月例会の講師として、郷土史家で、横須賀開国史研究会の会長を務める山本詔一様をお招きして講演会が開催されました。

会場は追浜コミュニティセンター4階集会室で、参加者は18名(会員15名ゲスト3名)でした。

2025年1月よりNHKで放送される大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に因んで、「江戸のメディア王」として時代の寵児になった蔦屋重三郎の功績と生涯についてお話しを伺いました。

蔦屋重三郎は、生まれ育った吉原大門前で本屋を開業し、「一目千本花すまひ」を出版して、一躍脚光を浴びることになり、その後、さまざまなアイデアを駆使して、山東京伝や大田南畝などの作家を世に出し、また、喜多川歌麿や葛飾北斎、そして、なぞの絵師・東洲斎写楽などの版元となりました。

江戸時代後期の文化文政時代(1804~ 1830)を最盛期として、浮世絵や滑稽本、歌舞伎、川柳などが大流行した江戸を中心として発展した町人文化の中心人物のひとり、蔦屋重三郎の生涯について学びました。

平成8年4月「横須賀の歴史とこれからなすべきこと」「ペリー来航と落書き」「横須賀の果たした役割」「浦賀ドッグの歴史的意義と今後の計画」「誹風末摘花」などに引き続き、18回目の講演となりました。

※「MS研究会」は、昭和51年(1976年)8月26日、追浜地区の建設業を中心とする異業種の勉強会「MS住宅研究会」として発足しました。平成16年(2004年)8月26日、更なる発展のため名称を「MS研究会」と改め、横須賀で活躍する経営者などが加入し、発足以来、共栄の限りない追究を目的として、講演会や視察会などを原則として毎月26日に開催し研修を重ねています。現在会員18名で活動しています。令和5年2月23日に第500回記念特別行事を開催しました。

MS とは MODERN SYSTEM(モダンシステム)の略。