9月21日(土)「第19回かながわ青春校歌祭」が平塚市見附町にあるひらしん平塚芸術ホールで開催されました。
神奈川県立の高校の卒業生と在校生で校歌や応援歌を披露します。
今年は26校が参加しました。伝統校や新設校もありますが、中には廃校(統合などによって)になった高校もあり、「思い入れ」は相当なものがあるのではと思います。
多感な時期を過ごした高校生活では、一生涯の友と巡り合い、1年に一度のこの校歌祭で再会し、さらに友情を深め、愛着と誇りを持って、それぞれの母校の校歌を歌いあげるといった光景がステージ上で展開されていました。
それぞれの参加校の歌声や舞台の演出、芸術性などで審査員が採点し、順位を競い合うのではなく、ただただ、それぞれの母校の校歌を歌うだけです。順位など必要ありません。
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。…」 by サムエル・ウルマン
校歌祭は、自分のアイデンティティを再確認し、母校への小さな恩返しをして、老若男女、母校は異なれど、お互いを認め、さらに高め合う場所でもあります。