11月26日(火)、追浜地区の建設業を中心としてスタートした異業種の勉強会「MS研究会」の第520回11月例会は、横須賀市自然・人文博物館の学芸員・萩原清司様をお招きして講演会が開催されました。
会場は追浜コミュニティセンター4階集会室で、参加者は13名(会員12名ゲスト1名)でした。
「海洋生物の不思議~海に潜って50年~」というテーマです。
萩原様は、釣りや素潜りなど海で遊ぶのが大好きな幼少期を過ごし、大学で海洋学を学び、ひたすら新種の魚を探すという海の世界に没入されたそうです。その後、一般企業で、DNAなどの研究をしたあと、38歳で横須賀市自然・人文博物館の学芸員になって以来、地元の海・川をはじめ、ライフワークの奄美群島の魚類調査、ミクロネシア、パラオなど世界各地で研究調査をされてきました。命名した新種の魚も数多くあります。また、魚の図鑑の監修を数多く手掛けられています。
来年(今年度)で博物館を退職されるということで、非常に残念ですが、とても貴重なご講演でした。ご講演の中の「研究は自己満足だけでは終わってはいけない。培った知識や経験を次の世代に感謝の気持ちを持って伝えていかなければならない」という言葉がとても印象的でした。
この模様はJ:COMチャンネルのデジタル11ch「ジモトトピックス」で下記のスケジュールで数分間ですが放映されます。是非、ご覧ください。
12月21日(土)~12月27日(金)
(月~金)7:00~/12:30/20:30~
(土・日)11:00~/17:00~/20:30~
※「MS研究会」は、昭和51年(1976年)8月26日、追浜地区の建設業を中心とする異業種の勉強会「MS住宅研究会」として発足しました。平成16年(2004年)8月26日、更なる発展のため名称を「MS研究会」と改め、横須賀で活躍する経営者などが加入し、発足以来、共栄の限りない追究を目的として、講演会や視察会などを原則として毎月26日に開催し研修を重ねています。現在会員17名で活動しています。令和5年2月23日に第500回記念特別行事を開催しました。
MS とは MODERN SYSTEM(モダンシステム)の略。