雷神社は、火雷神(ほのいかずちのかみ)を祭神として、承平元年(931年)に創建されました。
昔、ひと月のうちの数日間を女性だけで過ごす習慣のあった島・築島に落雷があり、その場に篭っていた12名の乙女は、「びゃくしん」が身代わりとなって命を取り止めました。その後この木を御神木として神社が建立され、朝倉能登守の命により、1581年に現在の場所に移転されました。かつての浦賀道が通る境内には、一説に樹齢1000年というイチョウの木があります。
現在の主な行事として、1月は歳旦祭(初詣)、2月は節分祭、7月は天王祭(夏祭り)、10月は大祭大祭(湯立神楽神事)が厳かに執り行われています。また、厄除け、初宮、地鎮祭などの一般の神事についても、随時執り行われています。