戦国時代に大田道灌が鷹狩りをしたとされる「鷹取山」は、標高139mの頂上に展望台があります。磨崖仏のある山を「前浅間」、広場のある山を「後浅間」と言い、これらの山々に囲まれた一帯を「鷹取山公園」と呼んでいます。
鷹取山火に強く加工しやすいことから、建築資材として使われた「鷹取石」の採石事業は、明治20年頃から昭和20年頃まで盛んに行なわれ、追浜の経済を支え、人々と山々の表情を変えました。昭和42年から始まった西武鉄道の宅地造成工事により、「湘南鷹取」という大きな街が誕生しました。逗子や田浦に続くハイキングコースには、昔の面影が残っています。