荒崎は、三浦半島の西側の相模湾に突き出た長井地区の小さな半島です。荒崎海岸の荒々しい地形は、三浦半島がまだ海底にあった数千年前に蓄積された特徴の異なる黒く硬い岩と白くて軟らかい岩によって形成されたものです。荒崎とその周辺地域の自然を保護しつつ整備されて造られた荒崎公園には、自然美を満喫できるスポットがあります。
かながわ景勝50選に選ばれている「城山」、三方を崖に囲まれた入り江に轟音を響かせ波が打ち寄せる「どんどんびき」、岩礁や洞窟のあるスリルいっぱいの「荒崎シーサイドコース」など、枚挙に暇がありません。でも、やはりなんと言っても、富士山を眺めながら沈む夕日を堪能できる「夕日の丘」がお勧めです。三浦半島の西海岸では、タイミングが合えば、春と秋に、ダイヤモンド富士を眺めることができます。