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山下公園

かつての海岸通りは居留外国人からBUNDと呼ばれ、明治18(1885) 年に植樹された松のプロムナードが整備されていました。大正12(1923) 年に発生した関東大震災により、市街の建物の大半が瓦礫の山となり、その捨て場が海岸通りの前面の海上となりました。その後、大規模に埋め立てられ、震災から7年後の昭和5(1930)年に日本初の臨海公園として生まれ変わりました。

山下公園は、護岸に間知石積、3カ所に半径約10mの楕円形バルコニーが設置され、幅約90m、延長約770m、面積は約74,000m2あります。震災復興にあたった先人たちの市民に対する最良の置き土産のひとつです。