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第19回 鉄は熱いうちに打て

テーマ
横須賀製鉄所の歴史と果たした役割について
開催日
2015年10月10日(土)
講師
井上吉隆 様

横須賀製鉄所の歴史と果たした役割についてお話しを伺い、軍港めぐりのクルーズをしました。

横須賀製鉄所は、江戸幕府の勘定奉行小栗上野介の進言によりフランス人技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーを招き、横須賀製鉄所として開設され、その後の明治新政府に引き継がれ、1871年に完成しました。
蒸気機関を原動力とする日本最初の総合工場で、最新の技術によって、ネジ釘から軍艦までさまざまなものが作られ、その後、横須賀造船所、海軍造船所、横須賀海軍工廠と名称を変えながらも発展を続けました。
近代における日本のものづくりの原点であり、世界遺産に登録された富岡製糸場をはじめ、多くの近代化遺産のルーツでもあります。